先日、いとこの結婚式に着物を着用して参列してきました。
いとこの立場で実際にどの様な「格」の着物を着用したのか、アクセサリーはどんなものを身につけたのかをご紹介します。
着物に慣れていない方は一体どんな着物を着用したらいいのか?アクセサリーはしていいのか?などなどと、疑問だらけだと思いますので参考にしていただければと思います。
実際に着用した着物!
実際に私が着用した着物は訪問着になります。9月でしたので、単衣(ひとえ)の訪問着を着用しました。
上記写真ではわかりづらいですが、水色と大好きな紫色を使用した爽やかな印象の着物にしました。
6月と9月は単衣という裏地のついていない着物を着用することになっていますが、たった2ヶ月しか着用できない単衣の着物を揃えるのはなかなか難しいというのが現実です。
ですので時期に関係なく裏地がついている袷(あわせ)という着物を着用しても良いかと思います。
※いとこの立場で結婚式に向いている着物は「訪問着」か「紋入りの色無地」になります。
洋服にもTPOがある様に着物にもTPOがございます。
小紋・紬は着物でも普段着の「格」になります。
実際に身につけたアクセサリー
参列者は結婚式の脇役ということと、着物の色に合うアクセサリーということで、私は真珠のピアスと指輪を選びました。
そして、華やかにしたかったので、大きめの真珠にしました。髪飾りもパール(白蝶貝)で揃えました。
ダイアモンドなどの石のアクセサリーでももちろん合いますしマナーとしてもOKですが、豪華過ぎるとせっかくの着物が映えなくなるので、シンプルなものが良いかと思います。
着物も洋服と同じでtoo muchにならないように選ぶのがポイントです!
指輪をする時の注意点として、指輪のデザインで着物を引っ掻いて着物を傷めてしまわないデザインをおすすめします。
※もちろんアクセサリーをしなくても、着物は着物だけで十分にとても華やかですので、無理にアクセサリーをすることはございませんよ!!
バッグは和装が良いの?
バッグですが、着物が「和」ということで和装用のバッグをわわざ買われる方もいらっしゃいますが、
着物でも洋服に合わせるバッグで大丈夫なのです。
着物に和装バッグを合わせると、古風な印象になり、洋服に合わせるバッグを着物に合わせると粋で現代的な印象になります。
私はむしろ、和装用バッグは避けています!
結婚式には着物を推す理由!
結婚式に着物を推す理由は、なんと言っても、とても華やかで格の高い雰囲気になることです。
結婚式に参列する招待客のほとんどが、ドレスを着用しております。その中で着物で参列すると一目置かれる違ったオーラを纏うことになります。また出来上がった集合写真でもそのオーラが顕著に表れます。
もし、お手元に着物がある方はもちろん、無い方も着物レンタルで是非、着物で結婚式の参列をしてみてはいかがでしょうか?
とても良い思い出になること間違いなしです!
まとめ
実際に結婚式に着用した着物を見ると、「こんな柄や色でいいんだ」とか「こんなアクセサリーをつけちゃっていいんだ」などと参考になりますね。
着物と聞くと少しハードルが高く感じますが、TPOの「格」さえ守ればとくに難しいルールはございませんので、ぜひ日本の伝統文化の着物を洋服感覚で楽しんでください。