着物を着用する時にする「かんざし」って、どんなデザインのかんざしが合っているのか気になりますよね。
「マナー違反になっていないかしら・・」とか、「着物と合っているかしら・・」と不安になりますね。
特に、結婚式で新郎新婦の御両家のお母様や親族が着用する黒留袖に合うかんざしは、どんなものが良いのか、どんなかんざしが相手に失礼にならないかと気を遣われるところだと思います。
そこで、私が実際にどんなかんざしをどんな着物に合わせているのかご紹介します。
参考にして下さい!!
実際に持っているかんざし
実際に手元にあるかんざしをご紹介します。
譲り受けたかんざしや自分で選んだかんざしです。自分で選ぶかんざしは数千円で購入できるかんざしを選んでいますよ!
呉服屋の叔母から頂いたかんざし
呉服屋をしている叔母は365日着物で生活をする人ですので、普段着の格の着物に合うかんざしをたくさん持っているそうです。
その一部のかんざしを譲り受けました。
365日着物で生活をしている人からのかんざしは、とても参考になると思います。
飽きのこないシンプルなかんざしですね!
かんざしと着物の組み合わせ
振袖
私の年齢的に振袖を着用する機会がもうないので、振袖・振袖用のかんざしは持っておりません。
ですので、写真はお借りしてきました。
人生儀礼の一つである、成人式に着用する事の多い振袖ですが、振袖自体が豪華で華やかですので、振袖に合わせてかんざしも豪華がおすすめです!
下記の写真のように生花をかんざしと一緒にさして、華やかさをUPさせるのも素敵ですね!
黒留袖
私が今持っているかんざしの中から黒留袖に合わせるかんざしを選ぶなら、漆風のシンプルなこちらを合わせます。
私はまだ黒留袖を持っていないので、かんざしだけの画像で失礼します。
結婚式で両家のお母様が着用する黒留袖ですが、両家ともに黒留袖の紋の数(格)を合わせる事があります。また、結婚式のメインは新郎新婦になります。その為パールやキラキラがたくさんついているかんざしよりは、漆系のかんざしで控えめにする方が多い様です。同じ様に指輪も、豪華なデザインよりもシンプルなデザインの方がベターです。
もちろん、「両家共に華やかにする」と事前に話し合っていれば、豪華なかんざしやアクセサリーでも構わないと思います。
↓下記の様なパールが入っているデザインも黒留袖にはおすすめです!!
過日、従兄弟の結婚式の両家のお母様のかんざしは、↓下記の様なデザインのかんざしを黒留袖に合わせていました。
(ちなみに指輪はシンプルな結婚指輪のみでした。)
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訪問着
結婚式やパーティーなどで着用する時の訪問着には、シーンに合わせ少し華やかな印象のかんざしを合わせています。
入学式・卒業式など、子供がメインの時の訪問着には、落ち着いたデザインのかんざしを合わせています。
紬・小紋
普段着の格になる紬や小紋の着物の時は、落ち着いたシンプルなデザインのかんざしを合わせています。
紬・小紋は普段着の格なので、洋装と同じく華やかなデザインのかんざしは避けています!
叔母から譲り受けたかんざしが正にマッチしていますね!
浴衣
浴衣はお祭りや花火大会などのカジュアルなプラベートのシーンで着用する事が多いので、豪華なかんざしでも落ち着いたシンプルなかんざしどちらでもその時の気分や浴衣の柄に合わせて選んでいます!
かんざしを贈る意味!
かんざしは、古くは女性に愛情を表現する手段として使われてきたそうです。
かんざしの 贈り物には「あなたを守る」という意味が込められ、女性に愛を伝える際に贈られていたそうです。
かんざしってそれ位、重要なアクセサリーだったのですね。
きっとプロポーズの時にもかんざしを贈っていたのかもしれません。
ただ、現代では着物を始めかんざしをする習慣が無くなってしまっています。
一度きりのために高いかんざしを購入するのは、ちょっと・・・と思ってしまいますね!!
しかし、私も時々利用している↓リサイクルショップの「Shinei」を見てみてくださいね。
着物・帯・かんざし・和装小物までお安く揃っています!
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かんざしを始め着物・帯もお安く買えるので要必見です!
未使用品も販売しています。
まとめ
素敵な贈りものの意味を持つ「かんざし」ですが、かんざしはシーンや立場に合わせて、かんざしのデザインを選んで下さいね。
時にはかんざしをする事がマナー違反になる場面がありますので、注意が必要です。