「さい帯血保管」ってご存知ですか?
妊娠・出産経験がある方なら聞いた事や、病院の待合室でパンフレットやポスターなどを通して、目にした事があるかと思います。
私はステムセルでさい帯血保管をしているのですが、先日も、妊娠中の友達からステムセルのさい帯血保管について相談を受けました。
そこで、実際にステムセルにさい帯血保管をしてみて感じた、メリットとデメリットなどをご紹介します。
妊活中・妊娠している方の参考になれば幸いです!
さい帯血保管って何?
さい帯血保管とは「さい帯血」を保管する事なのですが、その「さい帯血」って何?って事ですよね。
「さい帯血」とは、へその緒と胎盤にある血液のことです。このへその緒にあるさい帯血には「幹細胞」という体の様々な細胞の元になる細胞がたくさん含まれているんだそうです。
出産の時にしか採取できないとても貴重な「さい帯血」!!
しかも
切った後のへその緒と胎盤から採取するので、母子ともに安全なのが嬉しい!
様々な細胞の元になる「幹細胞」って何?
さい帯血の幹細胞は、血液の元になる細胞や血管、皮膚などの修復に役立つ可能性のある細胞など、様々な細胞に分化できる細胞が多く含まれているそうです!
さい帯血を分離すると↓この様になるそうです。聞いた事がある名前や、聞きなれない名前がたくさん出てきますね…
参照元:ステムセル資料
さい帯血はどんな病気に使えるの?
さい帯血を分離すると、様々なものになるのは分かりましたが、では、さい帯血はどんな病気に使えるの?
・小児白血病
・脳性麻痺
・自閉症
・小児難聴
など、実際に治療に利用されていたり、まだ臨床試験段階で利用されているそうです。
その他、上記以外に研究段階の病気も多数あるようです。
ステムセルにした理由と感想
ステムセルの実績を見てみましょう!
「さい帯血は希望をつなぐ命のお守り」という素敵なキャッチフレーズが目に止まるステムセルは、検索すると今までの累計保管数約70000名・新規保管数シェア約99%という実績がある会社だそうです。
私が出産した当時の資料ですと、累計保管数が約23000名でしたので、保管率がグンと伸びていますね!
保管までの流れはどうだった?
まずは資料請求をして、最新の情報をゲットします!
公式サイトから申し込みができます。
さい帯血保管にはお金がかかるのがデメリットですので、よ〜くご夫婦ご家族で話し合いをします!
さい帯血保を受けつけていない病院もあるので、通院している病院にも確認しましょう!
申し込みをすると書類の記載など専任スタッフが、次はこうしてくださいと丁寧にサポートしてくれます。
忘れっぽい私でも専任スタッフのお陰でスムーズに手続きから保存までできました!
専任スタッフの方はとても丁寧で、嫌な対応や不快に感じた事はなかったですよ!
採取キットは出産入院をする時に病院へ持っていきますので、それまでは自宅で保管します。
(病院によって違うかもしれないので、要確認です!)
陣痛の痛みや破水でパニックになったりと、バタバタしてしまいキットを忘れてしまいがちなので、出産入院準備セットの中に、この採取キットも一緒に入れておく事をおすすめします。
第一子の時は破水してしまい、慌てて病院に行ったので、キットを忘れてしまいました!
かわいい我が子に会えたら、病院のスタッフさんがキットを使ってさい帯血を採取してくれますので、まずは自分の体を労ってゆっくり休みます!
そして、ステムセルの専任スタッフに出産した旨を電話します。
休んでいる間に母子共に影響なく採取されていました!
輸送担当のスタッフが病院に来てさい帯血を受け取り、細胞処理センターに運んでくれます。
そして出産から48時間以内に、さい帯血の分離作業が始まりまるそうです。
その後、アンプル何本分のさい帯血が採取できたかなどの分離結果をご報告いただけます。
小さく生まれた第1子は、やはりアンプル数が少なかったです。
※当時はこんな流れでしたが、現在は変わっている場合があるので、専任スタッフの指示に従ってくださいね!
気になる料金
ベーシックプラン(さい帯血のみ保管)
10年¥275000
20年¥330000
ベーシックプランプラス(さい帯血が採取されなかった場合さい帯を保管)
10年¥330000
20年¥385000
プレミアムプラン(さい帯血とさい帯を保管)
10年¥440000
20年¥550000
と、やはり高額ですね
しかし分割はOKです。分割払いは12回・24回・36回・48回・60回払いが選択できるそうです。
ですので、一番安くて月々約¥4500〜保管が可能ということですね!
子育てするのにも色々と出費が増えますので、上手く分割を選ぶのもいいですね!
兄弟姉妹の2回目割引や、双子プランもありましたので、第二子の時には少しお安くできました!
当時はベーシックプランしかなかったと記憶していますが…プランが増えたのですね!
お友達紹介特典がありますので、申し込みされる前は周りのお友達やご家族ご親族に聞いてみると事をおすすめします!
ステムセルを選んだ理由
当時は確か、ステムセルしかなったような気が…
もしかしたら他の会社もあったのかもしれませんが、姉が実際にステムセルに保管して良かったという事と、自分でもホームページを見たり資料請求をして、実績などを考慮してステムセル一択でした。
感想
ステムセルは、さい帯血が保管されてる様子をZOOMで確認できるようなシステムになっていたり、子供の誕生月になると「お誕生日おめでとうございます。」のハガキがくるので、ちゃんと保管されているんだなと安心できます。
当時私が出産した病院ではそこまで多くの方がやっているようではなかったですし、高額でしたが改めてこうしてブログに記事を書いていると、やって良かったと思います。
再生医療はこれからまだ可能性のある分野と言われていますので、期待しています。
私が感じた さい帯血保管のメリットとデメリット
メリット
・万が一の時に使用できるかもしれないという安心感。
・自分のさい帯血は拒絶反応や副作用をおこしにくいとされているところ。
・条件などが合えば、兄弟や親にも使えるところ。
とはいえ我が家は子供二人共、さい帯血保管をやりました!
デメリット
・とにかく費用が高額!
(耐震施設など適切な環境で保管してくれるので、高いのは当然ですが…)
しかし、分割プランも用意されているし、子供のための保険と思えばデメリットではないのかもしれません…
さい帯血保管をしようと思ったきっかけ
さい帯血保管を初めて知ったのは、姉がやっていて知りました。
そしていざ妊娠して、さい帯血について調べれば調べるほど、出産の時にしか採取できない貴重な血液と知り、親の私が我が子にできる事として、のちのち後悔するよりはした方が良いのではないかと考えました。
さい帯血保管についてママ友に聞いてみた!
私のママ友にさい帯血保管しているか聞いてみました!さい帯血保管を知らない人が多い印象です。
さい帯血保管した人の意見
全く知らなかったけど、知人がさい帯血保管をしている話を聞いてやろうと思った。
さい帯血保管していない人の意見
切迫流産で入院しており、自分のことと今の赤ちゃんのことで精一杯で、さい帯血保管のことなど知らなかった。
待合室のパンフレットを見たけど、そこまで興味がわかなかった。
さい帯血保管の事は知っていたけど、高額なのでやらなかった。
病院から何も言われていないし、初めて知った。
ちなみに私の病院でも先生や看護師さんからは言われなかったし、私はパンフレット等も見ない人なので、姉がやっていなかったら私も全く知らなかったです!
公的バンクと民間バンクの違いを知ろう!
当時の私は知らなかったのですが、さい帯血保管には公的と民間があります。違いを見てみましょう!
公的バンク・・・妊婦さんからさい帯血を寄付してもらい、それを必要としている第3者に提供され利用されます。
民間バンク・・・生まれた自分の赤ちゃんのために利用されます。(条件などが合えば、赤ちゃんの兄弟や親にも利用できるそうです。)
まとめ
さい帯血保存とはどんな事か、実際にステムセルにさい帯血保管をしてどう感じたかなど実体験をご紹介しました。
私の感想や経験談ですが、初めて聞く方やさい帯血保管を考えている方の参考になればと思います。