着物や帯のクリーニングってお値段も高いので、どのくらいの頻度でするべきなのか気になりますね。
着物のクリーニングについてはこちらでご紹介しましたので、こちらを参考にしてください。
では、帯のクリーニングの頻度と帯をキレイに保つ方法をご紹介しますね!
参考にしてみて下さいね!
帯をクリーニングに出す頻度
・推奨は半年〜1年
着物は脱いだ時に汗をたくさん吸っているのが分かるのですが、帯は体感として感じづらい事があります。
しかし、気が付かないうちに帯もたくさんの汗を吸っている場合もあります。
ですので、帯のクリーニングは、一般的には半年から1年に1度が推奨されています。
ただし、帯の素材や汚れ具合によっても異なる場合があります。帯はデリケートな素材が多いため、専門のクリーニング屋さんにお願いする事が重要です。
特に汚れが目立つ場合は早めにクリーニングすることが大切です!
実際はどうしてる?クリーニングに出す目安!
実際私はどのくらいの頻度で、帯のクリーニングをしているかと申しますと、
帯を仕立てる時に撥水加工をしていただいているので、正直、帯に関しては一度もクリーニングに出していない帯が多いです。
もちろん、帯の使用頻度にもよります。真夏の帯は汗をたくさん吸っているので、衣替えのタイミングでクリーニングに出します。
また色の薄い帯・白の帯に関しては、仕立て時に撥水加工をしていただいていますが、使用頻度によって衣替えのタイミングでクリーニングに出しています。
あと、コーヒーや食事などでついてしまった汚れを発見した時には、衣替えのタイミングを待たずにクリーニングに出しています。
・使用頻度
・汚れ具合
・撥水加工の有無
綺麗に保つ手入れ
着用後はまず目立つ汚れがないか確認しましょう。
汚れがあった場合は、なるべく早く専門のクリーニングに出して下さい。
ブラシがなければ、乾いたタオルで軽く拭き取って下さい。
帯は刺繍や凝った織りのものが多いので、ブラシでもタオルでも強く擦らないように注意しましょうね!
直射日光が当たらない風通しの良い場所で影干しをして下さい。
半日から1日くらい干すと良いです。
影干しが終わったら、丁寧に結びジワを伸ばす様にしてたたんで下さい。
防虫効果がある桐のタンスにしまいましょう。
たくさん詰め込んでしまわないように、余裕をもってしまって下さい。
防虫剤を入れる場合は直接、防虫剤と帯が触れないようにしましょう。
防虫剤は上から下に効果が出るので、上に置きましょう
汚さないようにするための工夫!
帯のクリーニングの頻度や、帯をキレイに保つためのお手入れ方法をご紹介しましたが、まずは汚さない事が一番です。
着物のクリーニングはとても高いので、なるべくクリーニングに出さない工夫も必要です。
・飲食の時は必ずエプロン/ナフキンをしましょう
・雨の日はレインコートを着用しよう
・帯を仕立てる時に撥水加工をしましょう
飲食時のエプロン/ナフキン
飲食時は帯が汚れるリスクが一番あります。
ですので、ナフキンやエプロンをして帯や着物を飲みこぼしなどから守りましょう。
着物専用のエプロンなどは販売されていますが、わざわざ着物専用のエプロンなどを買う必要はなく、大判のハンカチで代用できますので飲食時は必ず帯を守りましょう。
さすが、着物専用のエプロンだけあって見た目は素敵ですね!
ですが、上記画像の様に大判のハンカチを帯に挟むのはいかがでしょうか!?
雨の日のレインコート
雨のに着物を着用しなければならない時もあるかと思います。
傘だけではどうしても濡れてしまいます。雨水もシミの原因になりますので、雨の日は面倒でも着物専用のレインコートを着用して帯と着物を雨から守りましょう。
洋装のレインコートでも代用はできますが、レインコートの場合は着物専用のレインコートをおすすめします。
着物専用のレインコートは、洋装のレインコートと違って、着丈が長いので、着物全体を隠す事ができます。
着丈が長いので、泥はねからも着物を守ってくれます。
見た目が、着物専用のレインコートの方が圧倒的に素敵ですよ!
私が購入した時はもっと高いのしかなかったですが、今はこんなに安い着物専用のレインコートが販売されています!
このお値段なら、使う頻度が低くてもアリかなと…
仕立て時の撥水加工
大体の帯は撥水加工ができるので、できる帯はなるべく撥水加工をして帯を守りましょう!
帯を仕立てる時、撥水加工をするか訪ねられるかと思います。もちろん撥水加工料金がプラスでかかりますが、後々のクリーニング代のことを考えると撥水加工をしておいた方が安く済むかもしれません。
私は、色の薄い帯だけ撥水加工をしています!
まとめ
帯を清潔にキレイに保つには、半年から1年に一度はクリーニングに出すことが推奨されていますが、実際は使用頻度や汚れ具合によって違いますね。
着物は着物自体も高くメンテナンスも高いのが印象です。
ですので、なるべく出費を抑えられる方法を見つけていただき、着物ライフを楽しんでいただけたらと思います。