帯の中で一番よく耳にする「名古屋帯」についてご紹介します。
目次
名古屋帯ってどんな帯？
名古屋帯は袋帯よりも短くなった帯です。名古屋帯の長さは３m６０㎝・帯幅は約３０㎝になります。
名古屋帯の格は袋帯の次になります。
お出かけやお稽古などのカジュアルなシーンで着用しましょう。
名古屋帯は締めやすく、お出かけ着として着用しますので帯の中で使用する出番が多いかと思います。
また、名古屋帯には「九寸名古屋帯」と「八寸名古屋帯」の２種類のがあります。
帯にするまでの製造の違いで呼び方が変わります。
よく耳にする 本場筑前博多帯 は「八寸名古屋帯」になります。
リリー袋帯に比べて締めやすいのが名古屋帯の特徴です。
名古屋帯はどんな着物と合わせられるの？
名古屋帯は一般的には色無地・小紋・紬のカジュアルシーンの着物に合わせましょう。
あと、軽めの柄の付け下げにも合わせることができます。
リリーカジュアルシーンには名古屋帯と覚えてくといいですね！
袋帯と名古屋帯の見分け方
名古屋帯は袋帯よりも短いため、一般的な結び方の二重太鼓ができません。そのため名古屋帯は一重太鼓になります。
名古屋帯と袋帯の見分け方として、横からみた時に一枚なら名古屋帯で、二枚なら袋帯と覚えておきましょう！
まとめ
名古屋帯の特徴やどんな着物に合わせられるのかお分かり頂けたかと思います。
名古屋帯は使用出番が多いので、一つは揃えておくと便利ですよ！
