着物で食事をする時には、万が一汚れてもいい様にしておくこともポイントです!
着物を着用してお食事をするのって、着物を汚さないかとても心配ですよね。
茶道を習っていらっしゃる方などは普段から着物を着用して飲食をするシーンが多いので、慣れていらっしゃると思いますが、
普段から着物を着用してのお食事に慣れていない方は、どんなことに気をつけたら良いのか気になりますね!
事前に知っておくと着物を汚さずに済みますので、無駄なクリーニングも不要になり、お財布にも着物にも嬉しいですね!
それでは着物でのお食事で着物を汚さないためのポイントをご紹介します。
着物でのお食事で着物を汚さないためには・・・
まず、着物でのお食事で着物を汚さないためには、エプロン(前掛け)をしましょう!
万が一、お食事をこぼしてしまっても、エプロンをしていれば安心ですね。
そして、ナフキンが用意されているレストランではナフキンを膝の上に置きましょう!
下記の様な「エプロン」は着物専用に作られているので、着物に沿った作りになっているので汚れる部分が少ないですね。
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ただ、エプロンにしては、お値段が少し高いなぁ・・・って感じる方は代用品がありますよ!
代用品として向いているもの
・大判のスカーフ/ハンカチ
代用品として向いているものは、大判のスカーフ/ハンカチです。
2枚持っていると、ナフキンが用意されていないレストランでも膝の上に置くナフキン代わりにもなりますので、着物を汚さないためには2枚持っていかれることをおすすめします!
着物は、帯の部分が胸よりも出るように着付けをしますので、食べ物がこぼれると帯の部分に落ちることがあります。
※もちろん、全てが帯に落ちたり垂れてくれる訳ではないので、Vの字の襟のところにスカーフやハンカチを挟む方がより安心しますね。
私はいつも、大判のハンカチを帯のところに挟んでいますよ。
代用品として向いていないもの
・普通のエプロン
代用品として向いていないものは、普通のエプロンです。
着物を汚さないためという機能としては、普通のエプロンでもOKですが、やはり見た目が普通のエプロンですので、レストランなどの公共の場でいくら着物を汚さないためとはいえ、普通のエプロンをするのは少しマナー的にもよろしくないように思います。
お食事で着物を汚さないための所作と心がけ
所作
お食事で着物を汚さないためには、エプロンなどで着物を守る方法も必要ですが、着物を汚さないための所作も必要です。
例えば、着物には洋服にはない袖がついておりますので、飲み物など少し遠いところのものを取る時には袖が手前のお料理に入らないように、着物の袖を抑える必要があります。
心がけ
お食事で着物を汚さないためには、前途したエプロン・所作も必要ですが、もう一つ必要なものは着物を着ているという心がけも必要です。
例えば、お食事の内容も考えてレストランなどを選びましょう。ラーメン・うどんなどは、相手の着物にも汁がはねて汚してしまう恐れがあります。
もし万が一着物を汚してしまったら・・・
エプロンをしていても、万が一着物を汚してしまったら、すぐに固く絞ったタオルを叩くようにして汚れを取ってください。
※水分が多いタオルですとシミの部分を逆に増やしてしまいかねませんし、着物の生地を傷める原因にもなりかねませんので、応急処置をする場合は必ず固く絞ったタオルで行ってくださいね。
それでも着物の汚れが落ちない場合は、すぐにクリーニングに出しましょう!
※何日もシミ汚れを放って置くと、クリーニングに出しても落ちないってこともありますので、着物にシミを作ってしまった場合はすぐにクリーニングに出してくださいね。
まとめ
着物でのお食事で着物を汚さないためのポイントをご紹介しました。
最初は少し緊張しますが、何度が着物でお食事をしているとだんだんと所作が身についたり、どこに気をつければ良いのかが分かってきますよ。
ぜひ、着物美人を目指して着物でのお食事を増やして楽しんでくださいね。