こんにちはリリーです。
お子様の成長を感じることができる「入学式」や「卒業式」。
大切なお子様の晴れの門出の思い出に着物で参加しませんか!?
着物に慣れていないお母様は、入学式・卒業式にふさわしい着物は何を着て行けばいいの?
着物で参加していいの?ちょっと恥ずかしい・・・等のお悩みがあるかと思います。
「入学式」「卒業式」にはどんな着物がふさわしいのか、恥ずかしい原因などを実体験を踏まえてご紹介していきますね!
入学式・卒業式に着物で参加していいの?
母親として着物を着る機会が多いのは「入学式・卒業式」などの学校行事です。
小学校・中学校・高校・大学までありますね!
しかしお子様の入学式や卒業式に着物で参加しても大丈夫なのか?
と不安に感じている方も多いかと思います。また浮いてしまいそうで恥ずかしいと感じられる方もいらっしゃるかと思います。
現代では、着物で参加されるお母様は少なくなってはいますが、マナーとしては合っていますのでご安心くださいね!
ただし着物には「格」がございますので、カジュアルシーンの「格」ではなくフォーマルシーンの「格」の着物を選びましょう。
洋服でも式典に参加する時にはカジュアルな装いではなくフォーマルな装いで参加することがマナーとなりますね。
着物にはカジュアルな装いになってしまう着物がございますので、ここだけご注意ください!
着物の格を間違えると「恥ずかしい……」と周りの方に感じられてしまいますので要注意ですね。
入学式・卒業式に着物で参加するの恥ずかしい!?
お子様の入学式・卒業式に折角なら着物で参加したいけれど、目立つし、着物で参加する方が自分一人だったら恥ずかしい・・・
と言ったお声をよく聞きます。
しかし着物で参加される割合は大体2〜3割の方はいらっしゃいます!
逆に、「着物を着て参加されている方がいるなら、自分も来てくれば良かった」と言うお声もあります!
もし自分だけ着物なのが恥ずかしいならば、仲の良いお友達と着物で参加しようと約束されるのもいいですね。
幼稚園の卒園式の時は、着物で参加したのは私だけでしたが、特別浮いてしまうことはなかったです。
着物が私一人でも浮かないのは、主役が「自分の子供」だからです。
周りの保護者の皆さんは我が子の晴れの式典で胸がいっぱいになっているので、他人の着物事情なんてどうでもいいんです!
私も、仲のいい友達がどんな格好してたかすら覚えていないくらい、我が子の成長に感動したり、先生にお礼を言ったり、写真を撮ったり、PTAのお手伝いをしたりで周りに構っている暇なんかなかったですよ!
式典中も、保護者に注目するシーンはないですし、皆「我が子」しか見ていませんので浮くことは本当にないんですよ。
それより「格が上がった卒園式になった」と園側からは喜ばれました!
皆さん「黒」のスーツが多いので……
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入学式・卒業式にオススメの着物(母親)
お子様の「人生儀礼」の一つであります入学式・卒業式にふさわしい着物は略礼装の格の着物になります訪問着・色無地(紋付)をオススメしています。
小紋・紬はおでかけ着のカジュアルシーンの着物になりますのでご注意くださいね!これこそ恥ずかしいです……
恥ずかしいと感じるのは「格」を間違えた着物なんですよ!
着物の柄の選び方(入学式)
入学式での母親の着物は、訪問着をオススメしていますが、落ち着いた柄や色を選びましょう。
あくまでも主役はお子様になります。
春らしい色合いが上品に見せてくれますので!
もちろん色無地でもOKですよ。
色無地でしたら、明るめの色を選ぶと良いかと思います。
豪華過ぎる訪問着は「格」は合っていても恥ずかしいんですよ!
実際に私が経験した入学式では
1クラスに5〜6人くらいは着物で参加されたお母様がおり、皆さま、春らしいピンク・黄色・黄緑色などの落ち着いた柄の訪問着を着ていらっしゃいました。
着物の柄の選び方(卒業式)
卒業式での母親の着物は、お別れの悲しいシーンという事もあり、色無地の着物を選ぶ方が多いようですが、訪問着でももちろんOKです!
色無地でしたら落ち着いた色柄の帯を合わせるのが良いかと思います。
訪問着でしたら渋い色合いの柄などであれば、浮いてしまう心配は無いかと思います。
恥ずかしい原因にならないよう豪華過ぎにはご注意を!
実際の卒業式の集合写真を見せていただきましたら、
入学式よりも卒業式の方が着物率が多く、1クラスに10人以上はいらっしゃいました。
また色無地よりも訪問着を着ているが多かったです。
色合いも渋い色の着物からピンク系の明るい色の着物まで様々でした!
ここまでどんな着物の「格」を着用していいのかお分かりいただけましたら、次は着物にアクセサリーってつけていいのか気になりますね!下記の記事でご紹介していますので、恥ずかしい思いをしないようにぜひ参考にしてみてくださいね。
母親が学校行事に参加するようになった理由!
昔の「入学式」は父親か兄が参加するのが普通だったそうです。
戦後、男女平等のアメリカから見習った「PTA」が出来てから、母親も参加するような風潮になったそうです。
当時は略礼装として黒羽織を着ていたので、式典には母親の制服のように皆、黒羽織を着て参加されていたそうです。
我が家にも、私の母の授業参観に祖母がよく着て来たという黒羽織があります。
黒=喪服のイメージしかなかったので、「黒羽織を着て授業参観?」と不思議に思っていましたが、当時は定番の略礼装だったのですね!!
母が学生時代は洋服の方が恥ずかしいと思われていたのですね!
まとめ
フォーマルシーンに適した着物で参加すればマナー違反ではないことがお分かりいただけたかと思います。
また、恥ずかしいと思われてしまうポイントもお分かりいただけたかと思います。
「入学式」や「卒業式」には略礼装の格である訪問着・色無地(紋付)の着物を着て参加しましょう!
学校の雰囲気などもありますので、着物で参加するのは恥ずかしいなどと不安になる方もいらっしゃるかと思いますが、
たとえ着物での参加が一人であったとしても「格」を守って恥ずかしいと思われるポイントを守れば、洋服でのスーツと同じ装いになります。
アルバムにも残るお子様の「入学式」や「卒業式」の式典に上品に着物を着用して花を添えましょう!
間違いなくワンランク上の「入学式」「卒業式」になりますよ!