冬至は毎年12月21日頃にあたりますが、冬至にやると良い事って何か知っていますか?
冬至には、「ゆず湯に入るとか、かぼちゃを食べる・・・」
と昔から言われていますよね!
我が家はゆず湯に入ります!
ほとんどの方が冬至というと、ゆず湯・かぼちゃ・・・とイメージされるかと思います。
ではなぜゆず湯やかぼちゃを食べるのかご存知ですか!?
聞かれると理由までは知らない方が多いかと思います!!ですので今回は冬至にゆず湯に入る理由など、また冬至とは何かをご紹介します。
冬至とは何かを知ると、冬至にするべき良い事が何かが見えてきます!!
みなさんも、ただゆず湯に入るだけではなく冬至の意味を知って、冬至を過ごしましょう!
そもそも冬至って何!?
冬至とは!
冬至とは、最も太陽が出ている時間(昼)が短く、夜が長い日を指します。
冬至の日照時間は、約9時間45分です。
冬至は別名「一陽来復」とも言われ、一陽来復は、陰極まって全てが衰えて、陽にふたたび変わる。悪い事が続いた後は幸運が待っているという意味を持っています!
冬至の由来と昔からの意味
夏から段々と冬にむかって太陽の日照時間が短くなります。太陽は生き物の源でもあると言われております。
太陽を太陽エネルギーとして表現すると、夏には太陽のエネルギーがMAXになり、冬に向かいエネルギーが段々と弱まります。
そして冬至を迎え、そこから段々と夏に向かい、太陽エネルギーが高まりますね。
そう冬至はエネルギーが弱まった最弱のところです。そして冬至から新たなにエネルギーが高まるのです。
この事から冬至は「太陽が産まれ変わる日」と言われています。
このように、自然界のサイクルに合わせて生活していた人々にとって、冬至は新たなスタートを切るための節目となり、古代から世界中で冬至を太陽の復活の日として大事にしてきました。そして重要な儀式や行事をしてきました。
世界遺産でも冬至の朝日が入る様に設計されている建物が点在しています。
ご存知かと思いますが日本でも、伊勢神宮の鳥居は冬至の朝日が真ん中から登る設計になっています。
昔からこのような仕掛けを作るくらい、この日から全てが始まると昔の人は知っていたからとても重要視していたんだそうです。
昔の人ってすごいですよね!!
冬至までにやるべき事
前途した様に冬至はエネルギーが最弱の状態です。そして実は弱まっているのは太陽エネルギーだけではありません。
太陽と共存している人間を始めとする生物もエネルギーが弱まってくるのです。太陽が弱まれば、食物は育たず、暗く寒い時間が続きます。そうなると生物も同じ様な状態になってきますね。人間も夏よりは冬のほうが風邪が流行りやすく、外出も夏よりはしにくくなりますよね。
私も冬は家に篭りがちです・・・
そうなると段々と心も暗くなってきてエネルギーが低下してきます。エネルギーが低下すると、同じ様に低いエネルギーのものが付いてきてしまいます!
だから、このタイミングで弱まったエネルギーを祓い、新しいエネルギーに産まれかわる事が大事なのです。
そう!!冬至には祓いが重要なのです!!
だからゆず湯に入るんです!!
えっ何で??
ではなぜゆず湯・かぼちゃなのかご紹介しますね!
冬至の風習
日本では、冬至の日にさまざまな風習がありますね。
冬至をどのように過ごすかによって、運気を上げる、健康を守るなどの意味が込められていることが多いのです。
ゆず湯
冬至に欠かせない習慣で最も有名なのが「ゆず湯」です。
冬至の日に、柚子をお風呂に入れて入浴することで、体を温めるとともに、風邪を予防し、一年間健康で過ごせますようにという意味が込められています。私も祖母から教えられて今でも毎年ゆず湯に入っています!
何故ゆず湯なのかと言うと、ゆずは邪気を祓う効果があると言われているのです。
また、柚子は古くから「体を温める」などの効能があるとされてきました。
あと、ゆずの香りにはリラックス効果もありますね!
かぼちゃを食べる
冬至の日には、かぼちゃを食べる風習もありますね。
かぼちゃは別名「南瓜(なんきん)」という名前があります。「ん」がつく食べ物を食べると縁起が良いとされています。かぼちゃの他には「れんこん」「ぎんなん」「きんかん」などが良いとされています。
さらに、かぼちゃは栄養価が高く、特にビタミンAやβカロテンを豊富に含んでいるため、寒い季節に免疫力を高める食品としてとても良い食品ですね!
エネルギーが弱った体には、免疫力が高く縁起の良い食材はとても嬉しいこと間違いなしですね!
こちらのかぼちゃとクリームチーズのサラダはいかがでしょうか!?
冬至のお参り
冬至の日に神社や寺院に行かれる方は少ないかと思いますが、昔は、冬至の日には神社や寺院にお参りをして、無病息災や豊作を祈ることをしていました。
太陽が産まれ変わり、再び力を取り戻す日として、新たなスタートを切るための祈願を行いました。
神社や寺院好きの方はご存知かと思いますが、神社や寺院を参拝すると、邪気が祓われると言われています。
昔の人は冬至の意味を理解して、ゆず湯に入ったり・かぼちゃを食べたり・参拝をしたりしていたのですね!!
まとめ
冬至は、自然のサイクルにおける重要な節目です。そして太陽エネルギーが産まれ変わることを祝う日でもあります。
古くから「ゆず湯に入る」や「かぼちゃを食べる」などの風習が、今まで受け継がれている理由もお分かりいただけたかと思います。
ただ冬至はゆず湯に入る日ではなく、きちんと冬至の意味を理解した状態で冬至を迎えましょう!
我が家も、今年から冬至の日には神社に参拝しにいって、かぼちゃを食べて、ゆず湯に入ってから寝るようにしたいと思います!!