寒くなると、暖かい素材が恋しくなる時期ですね!
暖かい素材と言うと、ウール・カシミヤ・・・をイメージすると思いますが、皆さん「ビキューナ」という素材はご存知ですか?
あまり聞き慣れない「ビキューナ」ですが、とても薄いのに暖かいんです!!
それではビキューナについて詳しくご紹介します。
ビキューナって何?
ビキューナとは、南米のアンデス山脈に生息するラクダ科の動物になります。
特にペルーやボリビア、アルゼンチンの高地に生息しています。
非常に臆病で警戒心が強い性格のため、家畜化が難しく、野生のままで生息しているそうです。
とても可愛らしい顔をしていますね!
ビキューナの毛は、非常に細く、柔らかく、光沢があるのが特徴です。
ビキューナの毛の直径は約10~14ミクロンで、カシミヤは約14~16ミクロン、モヘアは約25ミクロンになります。
このため、ビキューナの毛は「神の繊維」とも呼ばれ、最高級の素材として重宝されているのだそうです。
細い毛だとチクチクしないから良さそうですよね!
何で貴重なの?
ビキューナの毛が貴重な理由はというと・・・
とにかく希少
ビキューナは、非常に少ない量しか採れないことで知られています。
実際に、ビキューナ1頭からは、約250グラムかつ2年に1度しか毛を採取できないのです。また、ビキューナは絶滅危惧種に指定されており、過去には乱獲によってその数が大幅に減少してしまいした。
しかし、現在ではペルー政府によって厳重に保護されており、毛の採取も厳格に管理されています。このような取り組みにより、ビキューナの数は徐々に回復しているそうですが、希少性は依然として高いままなのです。
とにかく毛の質が良い
ビキューナの毛はとても柔らかくて、とても暖かいんです。
なぜならば、ビキューナは高い山の厳しい環境で生きているから、ビキューナの毛は特別に進化して、他の動物の毛よりももっと暖かくなったそうです。
そのため、ビキューナの毛は高級な服に使われており、とても高価ですが人気がある素材なのだそうです。
ビキューナの毛は貴族や王族の衣服に使用されてきたみたいです!
カシミヤとは違うの?
カシミヤは皆さんもご存知、カシミヤ山羊から採取される毛で、柔らかさや軽さ、保温性に優れていますね。
カシミヤは一般的に高級素材として知られていますが、ビキューナの毛はそれを上回る品質になります。
カシミヤ
・毛の太さ 14~16ミクロン
・多くの量が生産可能
・1kg 約¥10000
ビキューナ
・毛の太さ 10~14ミクロン
・少ない量しか生産できない
・1kg 約¥50000
ビキューナのスーツやコートは数百万円することもあります。
実際に販売されているビキューナの製品を見てみよう!
ご覧ください!!ビキューナの毛布がなんと¥3,300,000ですって!!
車買えてしまいますね!
着物の世界でもどの世界でも希少なものは、数百万円するのは当たり前なのですね!
一度はビキューナの毛布に包まれて寝てみたいですね!
毛布を見た後だからか、ビキューナのマフラーなら手に入れやすい!って錯覚してしまいますね
クリスマスプレゼントにいかがかしら 笑
まとめ
ビキューナについて、お分かりいただけたかと思います!
カシミヤより、と〜ても希少で高価な素材という事です!