おせち料理は、日本の伝統的な正月料理で、特別な意味や由来があります!
おせち料理(黒豆・数の子・栗きんとん・昆布巻き・海老・ちょろぎ)の魅力などにについてご紹介します。
おせち料理って何!?
おせち料理は、新年を祝うために色とりどり食材豊かに作られる料理です。
お正月の間、家族が集まって食べることが多く、特別な意味が込められています。
おせち料理は重箱に詰められ、見た目も華やかです。
おせち料理の由来は?
平安時代では、特別な日には神様に食べ物をお供えする習慣があったそうです。そのお供え物が「おせち」と呼ばれるようになり、次第にお正月の料理として広まっていったんだそうです。(※諸説あります)
おせち料理には、神様へのお供え物としての意味があると共に、新しい年を迎えるときに、家族の健康や幸せを願って作られました。
そして、重箱に詰めることで「福が重なる」という素敵な意味も込められているんだそうです。
また、昔は現代の様に365日お店がオープンしている事が少なかったので、お店がオープンするまでの保存食としても、昔はおせち調理を各ご家庭で作られていたようです。
おせちを食べることで、家族みんなが幸せで健康に過ごせるように願う気持ちが込められているんだね。
おせち料理の種類とその意味について知ろう
おせち料理には、さまざまな種類の彩豊かな料理が含ありますね。
それぞれのおせち料理には、特別な意味や願いが込められています。
では代表的なおせち料理とその意味を紹介します。
1. 黒豆
黒豆は「無病息災」を願う料理です。
「まめ」という言葉には、元気や健康という意味があります。黒豆を食べることで、健康で元気に過ごせるようにという願いが込められています。
私の祖母からは「まめに働けますように」と教えられました!
2. 数の子
数の子は、ニシンの卵ですね。多くの卵があることから「子孫繁栄」を願う料理とされています。
家族が増え、幸せが続くようにという願いが込められています。
3. 栗きんとん
栗きんとんは、黄金色の見た目から「金運」を願う料理です。
栗は「勝ち栗」とも呼ばれ、勝負運や豊かな一年を願う意味があります。
4. 昆布巻き
昆布巻きは「喜ぶ(よろこぶ)」という意味が込められています。また、昆布は「子生(こぶ)」という言葉も当てられることから、子孫繁栄の願いもあります。昆布を食べることで、家族が幸せであるように願います。
5. 海老
えびは、長生きの象徴です。えびのひげが長いことから、長寿を願う意味があります。
おせち料理には、えびを使った料理がよく登場しますね。
「腰が曲がっても生きていけるように」と教えられました!
6.ちょろぎ
面白い形をしたちょろぎ。シソ科の植物で、中国が原産です。根の先端にできる塊の茎部分が食用とされています。
渦を巻いた貝のような形をしており、梅酢に漬けられ赤い色のちょろぎがよくおせち料理として出てきます。
「長老木」「長老喜」「千代呂木」などと漢字が当てられ、「長寿」を願う意味が込められ、おせち料理においては、健康で長生きすることを願う意味があります。
おせち料理でしかみかけないかも・・・
重箱の意味
おせち料理は、重箱に詰められます。実はこの重箱にも、特別な意味があります。
重箱は「めでたさを重ねる」という意味があり、家族の幸せや健康が重なるようにという願いが込められています。
重箱は通常、3段または5段になっており、それぞれの段に異なる料理が詰められています。
まとめ
いかがでしたか!?おせち料理の意味がお分かりいただけましたか?
おせち料理を通じて、家族の絆を深め、伝統を大切にすることができますね。新しい年を迎えるにあたり、おせち料理を楽しみながら、感謝の気持ちを忘れずに過ごしましょう!!