
成功する人がこっそりと神社に足を運んでいる事実をご存じでしょうか?
実は祈年祭(きねんさい)と呼ばれる神事の際には、経営者などが密かに参拝し、成功を願っているんです。
なぜこの祈年際の日に神社へ足を運ぶのでしょうか?
今回は、成功する人がこっそりと実践する神社参拝の理由について詳しくご紹介します。
祈年祭って何??
祈年祭(きねんさい)って何かお分かりになりますか?聞いた事はあるけれど、説明できないって方が多いのではないでしょうか?!
祈年祭は別名「としごいまつり」とも呼ばれています。
「とし」とは稲の事を意味しており、「こい」とは祈りや願いを意味しているんだそうです。


このことから、祈年祭は、五穀豊穣を祈願するお祭りでした。春の種まきの時期に行われ、豊かな実りを願う重要な意味を持っています。



昔の人たちにとって稲はとても重要なものでした!
なぜ、祈年祭に神社に行く事が重要なの?
祈年祭についてはお分かりになっていただけたかと思います。
しかし、ここでこんな疑問を持たれるかと思います。



農業やってないから、私には「祈年祭」関係ないかも・・・
そう、現代の日本では農業をやっている方ばかりではありませんね!
しかし、農業以外で成功する人はこの祈年祭を大切にしているんだそうです。
一体どんな理由があるのでしょうか!?
現代においての祈年祭の意味
農業とは関係のない現代社会においても、この祈年祭は依然として特別で重要な意味を持ち続けています。
祈年祭の別名「としごいまつり」の「とし」の意味を持つ「稲」は主食となるお米を指しますが、そればかりではなく、主食となる食料という意味の「糧(かて)」も指しています。
「糧」とはよく「人生の糧」として使われる言葉ですよね!!もうお分かりになりましたか?
そう!
成功する人たちが、なぜこの祈年祭を大切にしているのか言うと、祈年祭は現代においては「人生の糧」が実ようにと祈る祭祀だからなのです。


国民の平安を祈る祭祀ではなく、農業だけでなく、すべての産業の発展や国民の繁栄を祈る祭祀としての役割がこの祈年祭にはあるのです。



祈年祭の日には神社に行った方が絶対良い理由が分かりましたね!!
では祈年祭はいつ?



ここまで説明したら、祈年祭の日に神社に行きたくなりますね!!
祈年祭は毎年2月17日に全国の神社で行われます!


ですので、氏神様がいらっしゃる神社でも、ピンと思いついた神社でも、お時間がある方は神社に行かれ、自分にとって糧となるものの繁栄を、お祈りしてはいかがでしょうか?!
祈りの対となる祭祀とは!?
祈年祭は神様にお祈りをする事、神様にお願いをする事ですね。では、お祈りをした後はどうするかと言うと、「お礼」や「感謝」の気持ちを伝える事がとても大切です!
と言う事で、「お礼」や「感謝」をする祭祀がちゃんとあるんです。
それはと言うと、「新嘗祭(にいなめさい)」です。聞いた事がある方が多いのではないでしょうか!?
新嘗祭とは、祈年祭のお陰で無事に稲作が実り、収穫できた事への感謝とまた来年の豊作を祈願する祭祀になります。
毎年11月23日に全国の神社で行われます。


まとめ
祈年祭は、単なる神社の行事ではなく、実は人生を豊かにするための重要な祭祀だったのです。
祭祀に参加することで、心を整え、人生における新たな実りを迎える準備をすることができるの、気になられた方は2月17日に神社に行かれてみてくださいね!

