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「着物を着ると目立ちたがりと思われる」 そんな声を聞いたことはありませんか?
着物はの日本では普段着として着る人は少なく、街で着物を着ている人を見かけるとつい目で追ってしまうことも。
そして、卒業式・入学式では何を着たら良いかで、迷われる人も多いのではないでしょうか!?
では、本当に着物を着る人は目立ちたがりなのか? をご紹介します。
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ちなみに着物を着ますが、目立ちたいタイプではありません。
目立ちたがりと思われる理由
着物を式典や街で着ると、目立ちたがりと思われる一番の理由って、やはり、「目立つ」からなんですよね!
着物を着ているととにかく目立ちますよね!
分かります。
特に成人式の時に着る振袖は、これでもかと言わんばかりのゴージャスな絵柄や装飾をしますので、着物=派手・派手=目立つということも「目立ちたがり」という印象になってしまっているのかと思います。
着物が目立つのは「珍しい」から!
昔の日本では、着物は普段着でした。しかし、今の日本では洋服が主流で、普段から着物を着ている人はほんのわずかですね。
そのため、街中で着物を着ている人を見かけると、やはり目を引きますよね。
例えば、学生が制服を着る事が校則の学校に、突然、私服を着学生が現れたら、思わず目を奪われるのと同じ・・。
つまり、「着物=目立ちたがり」ではなく、「珍しいから目立つ」というのが正解かなと思います。
実際に、京都や浅草などの観光地では、着物レンタルを楽しむ人が増えていますが、街中に着物姿の人が多いと、逆に着物が気にならず「目立たない」と感じませんか!?
卒業式・入学式でも目立つか心配
卒業式や入学式で着物を着ると、確かに目立つのでは?と心配になるかもしれませんね。
でも、実際には「上品で素敵」と好意的に受け取られることがほとんどです!
着物は格式が高く見えるため「特別な装い」として目立つことがあります。でも、それは「目立つ」という意味ではなく「上品で美しい」という印象になることが多いのです。
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目立つ=悪いことではないと考えよう!
「目立つ」「目立ちたがり」と言われると、少し不快で恥ずかしく感じるかもしれません。でも、実際に周囲の人たちは、着物を卒業式や入学式に着ている人たちに対して良い印象を持っていることがほとんどです!
✔ 「お子さんの大切な日に、しっかりした格好をしていて素敵!」
✔ 「日本らしくて華やか」
✔ 「式の格が上がった」
✔ 「ブランドのスーツよりも着物の方が格が上に見える」
という意見をよく聞きます。
もちろん中には、悪く言ってこられる人もいると思いますが、私の経験上、ほとんどが嫉みです。
まず、着物のせいで式典が悪い印象になる事はありませんのでご安心ください。
実際に、卒業式や入学式で着物を着た人が「周りから褒められた」「想像以上に好評だった」と言われ、思い切って着物を着て良かったという話もよく聞きます。
着物は「目立つのが恥ずかしい」と思うより、「特別な日にふさわしい装い」と考えると、安心して着られるのではないでしょうか?
卒業式や入学式で「着物=目立ちたがり」と言わせないために!
フォーマルな場にふさわしい着物を選ぼう
卒業式・入学式はフォーマルな場なので、派手すぎず、格式のある装いを意識しましょう。
- 色無地 … 柄がなく、落ち着いた雰囲気。品格があり、格式もある。
- 付け下げ … 柄が控えめで上品。華やかさもありながら、派手すぎない。
- 訪問着 … 柄が豪華すぎないものならOK。落ち着いたデザインや色を選ぶ。
- 振袖(未婚女性の正装だが、卒業式・入学式には派手すぎる)
- 金銀の刺繍が多い訪問着(目立ちすぎる)
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落ち着いた色・柄を選ぼう
派手な色や柄の着物は目立ちやすく、「目立ちたがり」と思われる原因になってしまいます。
落ち着いた色や上品なデザインなら、「きちんとした装い」として見てもらえますよ。
- 淡い色(薄いブルー・藤色・桜色・ベージュ・グレー)
- くすみカラー(モカ・カーキ・紺・スモーキーピンク)
- 深みのある色(濃紺・エンジ・ボルドー・ダークグリーン)
- 小さな柄(裾・袖口にさりげなく入ったデザイン)
- 古典柄(桜・梅・藤などの上品でシンプルな柄)
ヘアスタイル・メイクをナチュラルにしよう
髪型やメイクが派手すぎると「目立ちたいのかな?」と思われることもありますので要注意です。
- 低めのシニヨンや、すっきりしたまとめ髪が上品
- 髪飾りは小さめのものを選ぶ(パール・シルバー系がおすすめ)
- 自然な血色感のあるメイク(ピンクベージュ・コーラル系)
- アイシャドウやリップの色は、控えめなものにする
堂々とした振る舞いを意識しよう
- 背筋を伸ばして歩くと、凛とした印象に
- 着物に合うゆっくりした所作がエレガントに見える
- 「着物=目立ちたがりではなく、正式な服装」と意識する
- 自信を持って着ていれば、周囲も「素敵だな」と思う
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このポイントを意識すれば、「目立ちたがり」ではなく 「上品で素敵な母親・女性」 として見てもらえますよ
待ち着では目立つか心配
街で着物を着ると、「目立って恥ずかしいのでは?」と不安になる気持ち、よ〜く分かります。私もいまだに場所は選びます・・・
確かに、着物姿は珍しいため、洋服を着ているの人たちの中では特に目を引きますね。
でも、必ずしも「悪い目立ち方」ではないんです!
実際には良く思われていることがほとんど!
実は普段から着物を着る事に対して私も気になった事があります。そこで実際にさまざまな年代の方にアンケートを取りました。
どんな意見があったのか、こちらのブログにも記載しましたが、ご紹介しますね。
✔ 「若かったら(痩せたら)着たい」
✔ 「自分も余裕があるなら着たい」
✔ 「きちんとした人に見える」
✔ 「素敵」
という良い意見がありました。もちろん悪い意見も少しあったので、気になる方は上記ブログを参考にして見てくださいませ。
待ち着で、着物=「目立ちたがり」と言わせないために
「フォーマルすぎる着物」を避けよう
着物の種類によっては「特別感」が強くなり、「式典の人?」「イベント用?」と思われることがあります。
- 振袖(未婚女性のフォーマル着、華やかすぎる)
- 訪問着・留袖(結婚式・式典向き)
- 小紋(柄が全体に散らばっている着物、カジュアルな印象)
- 紬(マットな質感で落ち着いた雰囲気)
- 木綿・ウールの着物(普段着向き)
- 無地やシンプルな柄のもの(落ち着いた雰囲気になる)
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「色と柄」を街に馴染ませよう
派手な柄や色は「特別な装い」と思われやすく、目を引きます。
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- くすみカラー・アースカラーを選ぶ(ベージュ・グレー・ネイビー・カーキなど)
- 控えめな柄(細かい幾何学模様や、シンプルなストライプなど)
- 着物と帯の色を馴染ませる(コントラストを強くしすぎない)
「洋服感覚のコーディネート」を取り入れよう
和装が特別に見えるのは、着物ならではの「伝統的な雰囲気」のせいかもしれません。
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- 足元をブーツやスニーカーにする(和装っぽさを中和)
- 洋風のバッグを持つ(かごバッグ・トートバッグなど)
- ストールやカーディガンを羽織る(和服感を和らげる)
- 髪型を自然にする(ゆるいまとめ髪やポニーテールなど)
- トレンドの和装小物を取り入れる(レザー風の帯・リボンの帯留など)
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このポイントを意識すれば、「悪目立ち」せずに着物を自然に、気負わず楽しむことができますよ!
「目立ちたがり」と言われた時のスマートな返し方
万が一「着物着て、目立ちたがりなの?」と言われたら、こう返してみましょう!!
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卒業式・入学式などの式典の場合
✔ 「いえ、フォーマルな場なので正装ですよ!」
✔ 「普段から着物が好きで、特別な日には着るんです!」
✔ 「お祝いの場なので、きちんとした服装をと思って」
待ち着の場合
✔ 「ただの普段着ですよ!」
✔ 「むしろ楽なんですよ、動きやすいし!」
✔ 「ファッションとして楽しんでいるんです」
などと、あっさり、目立つことが目的ではないことや、ただ正装をしているだけという事を自然に伝えましょうね!
まとめ
「着物を着て目立つのが恥ずかしい…」と思っている人は、ぜひ一度着物を着てみてください。
着物は着るだけで背筋が伸びたり、所作が美しくなり気持ちが入れ変わる感じがしますよ。
また何より、「着物を着ること自体が楽しい!」という感覚を味わえるはずです。
そしてなにより、思い出として残るので、あとで写真を見返した時に、着物を着て良かったと思えます!!
スーツを着ている人と比べると、圧倒的に差がでるので、スーツを着た人が、「着物を着れば良かった・・」と後悔するくらいです。
最初は目立ちたがりって言われそうで、気が引けてしまうかもしれませんが、
「着物=目立ちたがり」ではなく「自分らしさ」「個性」だと自身を持って、着物を楽しんでくださいね!