名古屋帯の仕立て方!4通りをご紹介します。自分に合った仕立て方を探そう!

名古屋帯は仕立て方が名古屋仕立て・松葉仕立て・東京仕立て・開き仕立ての4通りあります。

それぞれ詳しくご紹介します。

目次

4通りの名古屋帯の仕立て方

仕立て方によって結びやすさや着用後の見栄えが変わりますので、仕立て方法を知って自分に合った仕立て方を探しましょう!

名古屋仕立て

名古屋仕立ては、手先から帯をウェストに巻き付ける部分の布を半分に折って仕立てます。半分に折った部分が帯として見える部分になり、前幅(15㎝)になります。
名古屋仕立ては一般的な仕立て方になりますが、前幅の調整ができない為、身長が高い方・ふくよかな方はバランスが悪く感じる場合があります。

手先とは、帯を締め始める部分の事を言います。反対側を「垂れ」と言います。
前幅とは、帯を締めた時に見えるお腹の部分の帯幅の事を言います。

メリット・・・ウェストに巻き付ける部分全てが折られているので、着付けがしやすいです!裏地が必要ありません。

デメリット・・・前幅が15㎝と決まっており、調整ができません。

②松葉仕立て

松葉仕立ては、手先から十数㎝の部分を半分に折って仕立てます。

メリット・・・手先が折られているので、ウェストに巻き付け始める時に締めやすく、また、手先しか折られていないので、前幅の調整がしやすいです。
デメリット・・・裏地が必要になります。

リリー

私はいつも松葉仕立てにしております。

③東京仕立て

東京仕立ては、袋帯の様に長方形のまま仕立てます。東京仕立ては帯芯が見えたままの仕立てになります。

メリット・・・前幅を調整できます。
デメリット・・・手先を自分で折りながら着付けをするので少し締めづらいです。着用時にはみえませんが、仕立て上がりでも帯芯が見えたままになります。

④開き仕立て

開き仕立ては、東京仕立てを同じ様に仕立てますが、違いは帯を隠す為、裏地をつけて仕立てます。

メリット・・・前幅を調整できます。
デメリット・・・手先を自分で折りながら着付けをするので少し締めづらいです。裏地を付ける分、東京仕立てより料金がかかります。

まとめ

4つの名古屋帯の仕立て方をご紹介しました。

どの仕立て方にもメリットとデメリットがございます。また、仕立て方によって料金も異なりますので、結びやすさや身長、、あとは自分のお好みで選びましょう。

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