ビキューナって何?何で貴重なの?カシミヤとは違うの?

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ビキューナ

寒くなると、暖かい素材が恋しくなる時期ですね!

暖かい素材と言うと、ウール・カシミヤ・・・をイメージすると思いますが、皆さん「ビキューナ」という素材はご存知ですか?

あまり聞き慣れない「ビキューナ」ですが、とても薄いのに暖かいんです!!

それではビキューナについて詳しくご紹介します。

目次

ビキューナって何?

ビキューナとは、南米のアンデス山脈に生息するラクダ科の動物になります。

特にペルーやボリビア、アルゼンチンの高地に生息しています。

非常に臆病で警戒心が強い性格のため、家畜化が難しく、野生のままで生息しているそうです。

ビキューナ
画像引用元:pixabay

とても可愛らしい顔をしていますね!

ビキューナの毛は、非常に細く、柔らかく、光沢があるのが特徴です。

ビキューナの毛の直径は約10~14ミクロンで、カシミヤは約14~16ミクロン、モヘアは約25ミクロンになります。

このため、ビキューナの毛は「神の繊維」とも呼ばれ、最高級の素材として重宝されているのだそうです。

引用元:ALPACA COLLECTIONS

リリー

細い毛だとチクチクしないから良さそうですよね!

ピンクのマフラー
画像引用元:pixabay

何で貴重なの?

ビキューナの毛が貴重な理由はというと・・・

とにかく希少

ビキューナは、非常に少ない量しか採れないことで知られています。

実際に、ビキューナ1頭からは、約250グラムかつ2年に1度しか毛を採取できないのです。また、ビキューナは絶滅危惧種に指定されており、過去には乱獲によってその数が大幅に減少してしまいした。

しかし、現在ではペルー政府によって厳重に保護されており、毛の採取も厳格に管理されています。このような取り組みにより、ビキューナの数は徐々に回復しているそうですが、希少性は依然として高いままなのです。

とにかく毛の質が良い

ビキューナの毛はとても柔らかくて、とても暖かいんです。

なぜならば、ビキューナは高い山の厳しい環境で生きているから、ビキューナの毛は特別に進化して、他の動物の毛よりももっと暖かくなったそうです。

ビキューナ
画像引用元:pixabay

そのため、ビキューナの毛は高級な服に使われており、とても高価ですが人気がある素材なのだそうです。

リリー

ビキューナの毛は貴族や王族の衣服に使用されてきたみたいです!

カシミヤとは違うの?

カシミヤは皆さんもご存知、カシミヤ山羊から採取される毛で、柔らかさや軽さ、保温性に優れていますね。

カシミヤは一般的に高級素材として知られていますが、ビキューナの毛はそれを上回る品質になります。

カシミヤとビキューナの違い

カシミヤ

山羊
画像引用元:pixabay

・毛の太さ 14~16ミクロン

・多くの量が生産可能

・1kg 約¥10000

ビキューナ

ビキューナ
画像引用元:pixabay

・毛の太さ 10~14ミクロン

・少ない量しか生産できない

・1kg  約¥50000

リリー

ビキューナのスーツやコートは数百万円することもあります。

実際に販売されているビキューナの製品を見てみよう!

ご覧ください!!ビキューナの毛布がなんと¥3,300,000ですって!!

リリー

車買えてしまいますね!

着物の世界でもどの世界でも希少なものは、数百万円するのは当たり前なのですね!

一度はビキューナの毛布に包まれて寝てみたいですね!

毛布を見た後だからか、ビキューナのマフラーなら手に入れやすい!って錯覚してしまいますね

リリー

クリスマスプレゼントにいかがかしら 笑

クリスマスプレゼント
画像引用元:pixabay

まとめ

ビキューナについて、お分かりいただけたかと思います!

カシミヤより、と〜ても希少で高価な素材という事です!

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