NFCタグとは何？NFCタグでできること・使い方・設定方法をご紹介！

最近あらゆるところで「NFCタグ」を見かけることがあります。

では一体NFCタグとは何なのか？NFCタグでできることや使い方そして設定方法をご紹介します！

NFCタグとは！

NFCタグとは、近距離無線通信技術を使用した非接触ICチップを埋め込んだもので、NFC対応のスマートフォンをかざすだけでサイトを開けたり、様々な動作を実行することが出来ます。

 NFCは「近距離無線通信（Near Field Communication）」の英語の頭文字をとったもので、かざすだけで通信できる技術です。

お財布携帯や「Suica」などの交通に使用するICカード、「Edy」などの電子マネーを思い浮かべる人は多いと思いますが、これらはNFCタグを活用した技術で「FeliCa（フェリカ）」と呼ばれています。

FeliCaは、ソニーが開発したNFCを使用した非接触型ICカード技術で、NFCの中の1つの技術です。

NFCの仕組み

NFCの通信は13.56MHz帯の周波数を使用しており、近くにあるNFC対応機器と双方向通信が可能で、データの読み込み、書き込みができます。 

スマートフォンアプリから、NFCタグに実行させたい動作を書き込めば、あとはスマートフォンをかざすだけで、家電の操作やスマートフォンアプリの起動、資料・広告などの情報を画面に表示させるなど、様々な分野での活用ができます。

NFCタグの種類

・シール
・カード
・キーホルダー

シールになっていて貼れるものや、カードになっているもの、ストラップがついているキーホルダータイプのものなどがあります。

どんなことができるの？

ではNFCタグでできることを見てみましょう！

・テキストをNFCに保存
・URLを開く
・Wi-Fiに接続
・アプリを開く
・画像を表示
・Bluetoothを追加
・SMS（メッセージ）を送る
・電話番号を追加
・連絡先を追加
・通話をする

などのことができます。

このようにNFCタグを使えばWi-Fiに接続や通話をすることをかざすだけでできます。

これを使えばよりスマートフォンを使いやすくできますし、スマホの使い方がわからない人もNFCタグを活用すれば簡単にメッセージを送信したり、通話をすることも簡単にできますね！

さらに、パスワードを設定することもできます。

できることの実用例1　Wi-Fiに接続

NFCタグにWi-Fiアドレスと、パスワードを設定しておくと、スマホをかざしただけですぐにWi-Fiに接続することができます。

できることの実用例2　通話をする

お年寄りの方や小さなお子様は電話のかけ方がわからないことがあります。あらかじめ電話番号を設定しておけば、かざすだけで通話をすることができます。

メリットとデメリット

できることを見ると、とても便利そうなNFCタグですが、メリットもデメリットもございますので比べてみてみましょう！

メリット	デメリット
・高速な処理ができる ・かざすだけで使用ができる ・一つのNFCを複数の目的に活用できる ・パスワードを設定できる	・通信できる距離が短い ・大容量の通信ができない ・NFCの読み取りに対応している機種しかできない

NFCタグとQRコードの違い

ここまでNFCタグでできること使い方をご紹介しましたが、「QRコードにも似ているのでは？」と疑問に思いませんか！？

そこで、NFCタグとQRコードの違いについてご説明いたします。

NFCタグはどうやって使うの？設定方法

NFCタグとQRコードの違いはお分かりいただけたかと思います。ではNFCタグはどうやって使うのか、使い方（設定方法）を図でご紹介します。

上記の様に設定することで簡単にNFCタグを使うことができます。しかも簡単に書き換えもできます！

いくらで購入できるの？

NFCタグのお値段は大体1000円前後で購入できます。

↓のシールタイプは実際にSSが購入したものです！

キーホルダータイプもあり、1000円以下で購入できます！

まとめ

NFCタグとは何か、また使い方や設定方法も、お分かり頂けたかと思います。

実は普段から身近にある便利なものに使われていたNFCタグ。

他にも人のために役に立つ活用法があるのではないかと考えています！